煉瓦の家の5つの性能
性能1 快適性
「煉瓦の家」が採用した北米式2×4工法は、しっかりとした箱を組み上げるように作る頑強な壁構造。
家そのものが隙間のない優れた機密性を誇っています。さらに天井と壁に厚いグラスウール(断熱材)を配し、床下は発泡ポリスチレンを敷設。
窓、玄関ドアなどの開口部を密閉し家全体をすっぽりと包み込む魔法瓶のような構造で、極めて優れた気密・断熱の住まいを実現しました。
冷暖房費の節約、省エネルギーは、いま地球全体にとっての大きな社会的課題です。
「煉瓦の家」は、素材のリサイクルも含めた高性能な住まいづくりを通して、二酸化炭素の増大による地球温暖化や、資源の枯渇問題に取り組んでいます。
人に、自然に優しく、そしてエネルギーと経済効率の高い家。自動車や工業製品に限らず、住宅設計にも時代をとらえた大きな意識変革が必要になってきます。
性能2 耐震性
構造そのものが地震に強い2×4工法のさらに約1.6倍の壁倍率
阪神大震災やサンフランシスコ地震でも実証された、強靭な壁構造によるすぐれた耐震性
2×4工法の地震に強い秘密は、頑強な6面体構造にあります。
床、壁、屋根の6面体をひとつの箱として空間を構成し、地震や台風などの揺れや圧力を各所に分散させて建物全体で強力に支えるのです。
特にプラットフォーム(構造床)は、ツーバイテンと呼ばれる構造材を455mmピッチで縦置きに並べ、その上一面に15mmの合板を釘と接着剤で緊結。
水平力に対してきわめて高い剛性を持ち、大きな揺れにもしっかりとふんばります。
ホールダウンアンカーが大地震から家を守ります。
通常、基礎と上部構造物の結合は、土台と基礎をつなぐ、アンカーボルトで行いますが、「煉瓦の家」は、大地震などで急激な水平力がかかる時の安全確保のため、さらに1階の壁と基礎をホールダウンアンカーで緊結。
強靭なコンクリートのベタ基礎と建物をしっかりつなぐことで、基礎から浮き上がらせようとする力(倒壊)から家を守ります。
性能3 耐火性
ファイヤーストップ構造と不燃材料で耐火性を向上。煉瓦は燃えません。
万一の出火の際も、ファイヤーストップ構造が他の部屋への燃え広がりを防止します。
木は、一般に鉄より燃えやすいという認識がありますが、木は火で加熱しても炭化速度が遅いため、10分でわずか6mmしか燃え進まず、火災によって建物が短時間で倒壊するという心配がありません。
逆に鉄は500℃を超えると強度が半減するため、倒壊の恐れがあります。火災の際、従来木造住宅では、火が壁の内側や屋根裏を伝わって燃え広がるものとされています。
「煉瓦の家」は、火の通り道となるポイントにシャッターのように蓋をしてしまうファイヤーストップ構造となっており、他の部屋への延焼を防いでいます。
この優れた構造によって、初期消火が可能になり、なにより人への被害を未然に防止することができます。
実大火災実験により2×4住宅のすぐれた耐火性が実証されました。
昭和63年、茨城県筑波研究学園都市にて建設省建築研究所、(社)日本ツーバイフォー協会の共同により「総3階建2×4住宅実大火災実験」が行われました。
対象は内部が階段でつながっている3階建・2世帯住宅。
実験結果によると1階室内の点火から、1階天井が燃え抜けるまでに24分、2階床が燃え抜けるまでに46分、そして3階廊下までが59分、3階部屋までが63分で、点火から3階の延焼までに長い時間を要しているのがわかります。
消防白書によると、通報から放水開始までの平均所要時間が10分~15分であるため、2×4住宅の耐火性能は万一の火災の際も、被害を最小限にとどめる事が可能になり、また十分な避難時間を作る事にもつながります。
性能4 耐久性
湿気を除くことが、長持ちする住まいの秘訣です。通気層構造を採用。
床下から入った空気が、ぐるっと回って小屋裏から出てゆく
家全体の換気で湿気を徹底して排除。
木の住まいの耐久性のポイントは湿度調整にあります。
「煉瓦の家」は床下換気、小屋裏換気、外壁通気構造の3つをシステマチックに組み合わせ、優れた高耐久住宅を実現しています。
基礎と土台の間に通気口を設け、ここから入った空気が床下を通り抜けるとともに、外壁内の通気層を通って小屋裏から外へ。
こうした効率的な換気計画で、それぞれの部位にいつも新鮮な空気を通わせることにより躯体を最適状態に維持。
湿気による腐食やカビの発生から木の躯体をしっかりと守ります。
鉄筋コンクリート+防湿フィルムによるベタ基礎で地面からの水分上昇をシャットアウト。
性能5 遮音性
隣人との音の問題やプライバシーを守るために、新技術を注ぎ込んでおります。
遮音性の高い壁と階下に直接音を伝えにくい吊り天工法。さらに吸音材によって静かな住まいを創造します。
隣人との音の問題やプライバシーを守るために、隣との界壁・上下階の界床に、新技術を注ぎ込んでいます。
「煉瓦の家」の北米式2×4住宅の高い機密性は、そのまま優れた遮音性につながります。
壁の機密性に加え、内部の断熱材が効果的に外部からの音を吸収。
さらにペアガラスや気密性の高い玄関ドアの採用により、外部から透過しようとする音を遮断します。
また、2階の床と1階の天井の構造材を別々に作ることにより、2階の床の音を直接1階へ伝えることのないように配慮した吊り天工法を採用しています。
また、この天井に吸音材としてグラスウールを敷き詰め、2重に2階からの足音やステレオの響きなどの音のエネルギーを吸収して音を階下に伝えにくくしています。
さらに、床構造である根太より伝わる振動等が隣の住戸に伝わらない様住戸の界壁に根太を平行に配置するなどの配慮をしています。













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