新築の見えない所 part2

前回のblogで少しお話ししました【新築の見えない所】の続きです。

壁の中で使用する断熱材。グラスウールという素材は施工が難しい(クッションのような物)為、我々 R+house iwakuni では硬質ウレタンを使っています。

天井は150mmという分厚いウレタンを吹付けます。

これで雨音などの騒音対策にもなり、小屋裏の空間を快適に保てます。

そして壁、床下ももちろん、ありとあらゆる隙間や、外気の熱を室内に伝えるであろう金物まで、この発泡ウレタン(モコモコした物)を敷き詰め、覆いかぶせていきます。

上の写真は床下の基礎の部分です。床で断熱を取るのではなく、我々は基礎で断熱を取っています。

画像の赤い線は外と内の境界線。断熱材が入っている所です。
床で断熱をとってしまうと 、基礎に吸気口を設けなければならず、床のすぐ下は外と同じ状態。

床下が冷えて来るので、床が冷たくなり、床暖房を付けないといけなくなる。など、余計な出費になってしまいがちです。

こうして基礎で断熱を取る事により、床下までも部屋を同じ温度に保て、床を温かく使って頂ける工夫もしています。

魔法瓶みたいになれば24時間換気システムで効率のよい換気ができます。(床下も含め換気)

そうですよね。例えて言うなら、隙間だらけのストローで吸っても吸えないですよね。

効率がよくなり2時間に1回新鮮な空気に入れ替わる訳です。

いくら気密を取ったからと言って、換気がちゃんと計画されてないと湿気は床下に溜まり、腐っていきます。

ですので、高性能住宅(C値=1㎠/㎡ を切る住宅)と計画換気はセットなのです。

ちゃんと計画換気されてるかどうか、C値は十分確保されているか。住宅展示場など見学会に行かれた際には確認したほうが良いと思います。

 

続きはまた次回に。

 

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