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投稿日: 2026.01.25

新築やリフォームを検討している際、コンセントの設置場所や高さについて悩む方は少なくありません。
コンセントは一度設置すると簡単に変更できないため、後悔しないためにも慎重に計画したいですよね。
そこで今回は、コンセントの適切な高さの考え方や、快適な生活を送るための設置場所の決め方についてご紹介します。

 


 

コンセントの高さに決まりはあるか

 

法的な基準はない

コンセントの高さについて、建築基準法などの法律で明確な基準が定められているわけではありません。
そのため、設置する高さは基本的に自由に決めることができます。
しかし、一般的には床から25cm〜45cm程度の高さに設置されることが多いです。
これは、掃除機や家電製品のコードが届きやすく、見た目にもすっきり収まる高さとされています。
ただし、部屋の用途や家具の配置によっては、この一般的な高さが必ずしも最適とは限りません。
例えば、キッチンカウンターの上や洗面台の横など、特定の家電製品を使用する場所では、使いやすい高さに設置することが重要になります。

 

 

後悔しないためには

 

生活動線を考慮した高さが重要

コンセントの設置高さで後悔しないためには、日々の生活動線を具体的にイメージすることが非常に重要です。
例えば、リビングでソファに座ってスマートフォンを充電する際、コンセントがソファの陰に隠れていたり、遠すぎたりすると不便を感じるでしょう。
また、テレビやオーディオ機器を設置する場所では、配線がごちゃごちゃしないように、機器の裏側に隠れる高さに設置するなどの工夫も必要です。
掃除機を使用する際も、各部屋でスムーズにコンセントを抜き差しできる高さにあると、ストレスなく掃除ができます。
このように、誰が、どこで、何を、どのように使うのかを具体的にシミュレーションすることで、最適なコンセントの高さが見えてきます。

 

理想的な高さを把握する

コンセントの理想的な高さは、部屋の用途や設置する場所によって異なります。
以下に一般的な目安を挙げますが、これらはあくまで参考として、ご自身のライフスタイルに合わせて調整することが大切です。

 

リビング・ダイニング

一般的なコンセントは床から25cm〜45cm程度が目安です。
テレビやオーディオ機器の裏側は、機器の高さに合わせて調整すると良いでしょう。
ダイニングテーブルの近くには、ホットプレートやスマートフォンの充電用に、テーブルの高さに合わせたコンセントがあると便利です。

 

キッチン

作業台の上には、ミキサーやコーヒーメーカーなどの家電製品を使うためのコンセントが必要です。
床から100cm〜120cm程度の高さが一般的ですが、使用する家電製品のコードの長さや、作業のしやすさを考慮して決めましょう。
冷蔵庫や電子レンジなど、大型家電の専用コンセントは、機器の裏側に隠れる高さに設置すると見た目がすっきりします。

寝室

ベッドサイドには、スマートフォンの充電や間接照明のために、ベッドの高さに合わせたコンセントがあると便利です。
床から50cm〜70cm程度が目安ですが、ベッドの高さやサイドテーブルの有無によって調整してください。

書斎・ワークスペース

デスク周りには、パソコンやモニター、デスクライトなどの電源が必要になります。
デスクの高さに合わせて、床から70cm〜90cm程度の高さに設置すると使いやすいでしょう。

洗面所

ドライヤーや電動歯ブラシなどを使用するため、洗面台の高さに合わせたコンセントが必要です。
床から100cm〜120cm程度が一般的です。

玄関・廊下

掃除機や季節家電(扇風機、ヒーターなど)を使用することを想定し、床から25cm〜45cm程度の高さに設置すると良いでしょう。

 

 

設置場所で注意すべき点

 

家具の配置を考慮する

コンセントの設置場所を検討する際には、将来的な家具の配置を具体的にイメージすることが非常に重要です。
例えば、ソファやベッド、大型の収納家具などを置く予定の場所にコンセントを設置してしまうと、家具で隠れてしまい、使いたいときに使えないという事態になりかねません。
また、家具の裏に隠れてしまうと、抜き差しがしにくく、ホコリが溜まりやすくなる原因にもなります。
間取り図に家具の配置を書き込み、コンセントの位置を検討することで、このような失敗を防ぐことができます。
特に、テレビや冷蔵庫などの大型家電は、一度設置すると移動が難しいので、専用のコンセントは慎重に位置を決めましょう。

 

将来的なライフスタイルの変化も予測する

家族構成の変化や、趣味・嗜好の変化によって、ライフスタイルは変わっていくものです。
例えば、お子さんが生まれたら、ベビーモニターや加湿器など、新しく家電製品が増えるかもしれません。
また、将来的にテレワークをするようになった場合、書斎やリビングでパソコンを使う機会が増えるでしょう。
高齢になった際に、ベッドサイドに電動リクライニングベッドを置く可能性も考えられます。
このように、将来的なライフスタイルの変化を予測し、少し余裕を持った数のコンセントを、様々な高さに設置しておくことで、後々の後悔を減らすことができます。
特に、部屋の隅や廊下など、普段あまり使わないように思える場所にも、一つ二つコンセントを設けておくと、いざという時に役立つことがあります。

 


まとめ

コンセントの高さに法的な基準はありませんが、快適な生活を送るためには、生活動線や家具の配置、将来的なライフスタイルの変化を考慮して、適切な高さと場所に設置することが重要です。
一般的な目安を参考にしつつ、ご自身のライフスタイルに合わせて最適なコンセント計画を立てましょう。
新築やリフォームの際には、設計士や工務店とよく相談し、後悔のないコンセント計画を進めてください。

投稿:toiawase

カテゴリー:家づくりブログ

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