ロの字型中庭のある家 プライバシーと開放感を両立する間取り
投稿日: 2026.01.29
注文住宅を検討されている皆様、理想の住まいづくりは順調に進んでいますか?
開放感とプライバシーを両立できる「ロの字型」の中庭のある家は、魅力的な選択肢の一つですよね。
しかし、その独特な間取りゆえに、後悔しないために事前に知っておくべきポイントがたくさんあります。
そこで今回は、ロの字型中庭のメリット・デメリットから、後悔しないための間取りの考え方まで、詳しく解説していきます。
ぜひ、理想の家づくりに役立ててください。

中庭のあるロの字型の家とは
建物の中心に中庭を配置し、その中庭を囲むように部屋が配置されている間取りのことです。
この形状から「コートハウス」とも呼ばれます。
一般的な住宅では外壁に面して窓を設けることが多いですが、ロの字型では中庭に面して窓を設けることで、外部からの視線を気にすることなく開放的な空間を実現できます。
*中庭を囲む間取りのこと
ロの字型の中庭は、建物全体が中庭を囲むような形をしているのが特徴です。
これにより、外部からの視線を遮りながら、家の中に開放的なプライベート空間を生み出すことができます。
都市部の住宅密集地など、隣家との距離が近い場合でも、光や風を取り入れつつプライバシーを確保できるため、非常に有効な間取りと言えるでしょう。
*採光や風通しを工夫できる
家の中央に光と風の通り道を作るため、採光と風通しを格段に向上させることができます。
特に、周囲を建物に囲まれていて日当たりが悪い敷地や、窓の配置が難しい場合でも、中庭から光を取り込むことで家全体を明るく保つことが可能です。
また、中庭に面した窓を開けることで、家の中に心地よい風の流れを作り出すこともできます。
ロの字型中庭のメリット
*プライバシーを確保できる
最大のメリットの一つは、高いプライバシーを確保できる点です。
建物が中庭を囲む形になっているため、外部からの視線を気にすることなく、家族だけの時間を楽しむことができます。
例えば、中庭でバーベキューをしたり、子どもを遊ばせたりする際も、周囲の目を気にせずリラックスできるでしょう。
特に、都市部の住宅密集地では、プライバシーの確保は重要な課題となるため、ロの字型の中庭は非常に有効な解決策となります。
*家族とのコミュニケーションが取りやすい
中庭は、家族が集まる中心的な空間となり、自然とコミュニケーションが生まれやすいというメリットもあります。
中庭に面してリビングやダイニング、キッチンなどを配置することで、家族がそれぞれの場所で過ごしていても、中庭を介して互いの気配を感じることができます。
例えば、キッチンで料理をしている間に、中庭で遊ぶ子どもの様子を見守ったり、リビングから中庭でくつろぐ家族に声をかけたりと、自然な形でコミュニケーションが生まれるでしょう。
*採光と風通しが向上する
家全体に光と風を届ける役割を果たします。
建物の中央に開かれた空間があることで、周囲の環境に左右されずに、安定した採光と風通しを確保できます。
特に、北向きの部屋や、日当たりが悪い場所に位置する部屋でも、中庭から光を取り込むことで明るさを確保できます。
また、中庭に面した窓を開けることで、家の中に空気の循環を作り出し、湿気や熱気を効率的に排出することができます。

ロの字型中庭のデメリット
*建築費用が高くなる傾向がある
ロの字型の中庭は、一般的な住宅に比べて建築費用が高くなる傾向があります。
中庭を囲む複雑な構造や、中庭に面した窓やサッシの設置、防水工事など、通常の住宅にはない工程や材料が必要となるためです。
また、中庭の広さやデザイン、使用する素材によっても費用は大きく変動します。
予算をオーバーしないためにも、事前に建築会社としっかりと打ち合わせを行い、詳細な見積もりを取ることが大切です。
*部屋が暗くなる可能性がある
中庭の配置や建物の高さによっては、部屋が暗くなる可能性があります。
特に、中庭の面積が狭すぎたり、周囲の建物の高さが高かったりすると、中庭に十分な光が差し込まず、結果として中庭に面した部屋も暗くなってしまうことがあります。
採光を確保するためには、中庭の広さや形状、建物の配置などを慎重に検討する必要があります。
*冷暖房効率が悪くなる場合がある
外気に触れる面積が大きくなるため、冷暖房効率が悪くなる場合があります。
中庭に面した窓が多いと、そこから熱が逃げやすくなったり、外の冷気や熱気が伝わりやすくなったりするためです。
特に、断熱性や気密性が低いと、冬は寒く、夏は暑い家になってしまう可能性があります。
快適な室内環境を保つためには、高断熱・高気密の窓や壁材を選んだり、中庭の形状や配置を工夫したりするなど、断熱性・気密性への配慮が不可欠です。
まとめ
ロの字型の中庭のある家は、プライバシーの確保や採光・風通しの向上、家族とのコミュニケーション促進など、多くの魅力的なメリットがあります。
しかし、建築費用が高くなる傾向や、部屋が暗くなる可能性、冷暖房効率の悪化といったデメリットも存在します。
これらのメリットとデメリットを理解し、ご自身のライフスタイルや予算に合った間取りを検討することが大切です。
ぜひ、今回の記事を参考に、理想のロの字型中庭のある家を実現してみてください。



