『ゆるやかに囲われた中庭のある家』

東京都　澤野建築研究所のアトリエ建築家　中嶋　浩平（ なかじま　こうへい ） 先生が設計・デザインした注文住宅です。

 

◎土間収納 兼 趣味部屋

玄関に隣接する土間収納はご主人の趣味の釣り部屋でもあります。

LDKとは内窓で、中庭とは窓で繋がります。

籠ったり、繋がったり、家族とは程よい距離感の持てる釣り部屋です。

 

◎玄関からの2way動線

玄関から水回り、またはリビングへと続く2つの動線があります。

水回りへと続く動線は、買い物帰りの家事動線を考慮されており、

パントリーはキッチンからも近い程よい位置に計画しています。

おしゃれな造作洗面台はトイレと隣接させてトイレの手洗いと兼用しています。

 

◎キッチンが主役のLDK

キッチンの腰壁にあしらわれたモールテックスは「無骨×ナチュラル」な空間に仕上げてくれます。

ダイニングテーブルは料理の配膳が楽な横並びで計画しました。

リビングの西側壁は吹抜けから朝日を反射させて奥まで光を取り込むだけでなく、

逆に西日を平射して夏を涼しくする機能的な壁になります。

 

◎ゆるやかに囲われた中庭

木の横格子のフェンスでゆるやかに囲われた中庭を計画しています。

LDKとは大きな掃き出し窓でつながれているので、

もう一つのリビングとしてご活用いただけます。

 

◎将来間仕切り対応の子供部屋

お子様が小さいときは間仕切りをせず、お子様の成長とともに変わる

生活スタイルに合わせて間仕切り壁を設けることが可能です。

共有部分のホールにはカウンターを設けているので、お子様のスタディスペースとしても使うことができます。

 

◎寝室

吹抜けに面した壁の一部を開口することで、視野が抜け広がりを感じられるよう計画しました。